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I'm Roger's

いつまでも
変わることない
「憧れ」

照屋智枝美 (Desigual バイヤー)

幼少期の感動を持って入社

私自身、幼い頃からRoger’sに憧れがありました。当時、駐車場にあったマクドナルドの窓から見ていたRoger’sの売場がとてもまぶしかったんです。それは子供服売場で、雰囲気はアメリカのベビーのお部屋。日本にはないような、かわいいぬいぐるみなどを眺めながら、いいなと思っていました。入社した時に、そういえば当時こんなことを抱いていたなと改めて思い出したほどです。

売場に立つようになってからも、アイテムを見ながら「美しいな」「どういう人がこの服を着るんだろう」「素敵なデザインのこの靴を誰が買うのかな」などの気持ちが毎回芽生えます。時にはなかなか手が届かない価格のものもありますし、そういったアイテムを惜しみなく買い、素敵にスタイリングして来店してくださるお客さまもいます。いろんな意味で、私にとってRoger’sは頑張れば届くけどいつまでも届かない存在であり、入社以来その思いは変わらないですね。

アイテムとお客さまとの架け橋

顔を知っているお客さまには、バイイングしてきた情報を事前にお話します。店頭に並べて、購入いただいたときには「ご案内したアイテムを気に入っていただけてとてもうれしいです」ということを伝えますが、購入したアイテムを持って売場に来てくださったときは、大切に使っていることが分かるのでさらに喜びを感じます。私もかつては購入したアイテムを売場に持ってくるのに恥ずかしさがありましたが、お気に入りのアイテムであれば、ぜひ使っているところを売場で見せていただきたいです。

お客さまとこういったやりとりをしていると、「もしかしたら私たちがいなかったらここには届けることができなかった」「日本ではRoger’sでしか買えないかもしれない」とふと感じるんです。東京ではなく“沖縄”っていうところがいいですよね。バイイングへ行くと、いつも「東京?大阪?」と聞かれるのですが「沖縄です」と答えると知らない方が多く、会社や沖縄のことが分かるものを持っていき見せています。ヨーロッパと沖縄、ヨーロッパとお客さまをつなぐ架け橋の役割も担っているのかなと思います。

お客さまは、外国が好きな方が多く、海外旅行をしている方もいますね。そういったお客さまから「旅先で好みのアイテムを見つけることができず、やっぱりRoger’sで見たほうがいい買い物ができる」という声を聞いたことがあります。バイヤーがセレクトしてきたアイテムが並ぶ売場を通して、イタリアやフランスでのショッピングを沖縄で体感できるような、Roger’sに来ると旅をした気分になっていただけたらと思いますね。

あらゆる世代から愛されるRoger’sへ

キッズを担当していた頃の話です。おじいちゃん、おばあちゃんがRoger’sで孫に買ってあげた洋服が、生まれてはじめてお出かけをするための洋服でした。特別な時に着るものをRoger’sで選んでくださった時は、微力ながらもお客さまの子育てに携わらせていただいているのかなと感動しました。

Roger’sのお客さまは3世代でいらっしゃる方も多く「小さい頃によく来ていたよ」という声をよく聞きます。おばあちゃんに洋服を買ってもらった子が大きくなった時に、親から「はじめて外出した時に来たおばあちゃんに買ってもらった洋服よ。Roger’sで買ったものなのよ」というやりとりがあり、やがてその子が親になり、また自分の親に連れて来てもらうという循環が生まれ、長く関わっていけるような、そういう場所なのかなと感じています。

照屋智枝美(Desigul バイヤー)

1995年入社。メンズ、レディース、アクセサリー、キッズの売場を経て、現在はDesigulに。アクセサリー担当の時からバイイングを始め、バイヤー歴は20年以上。現在は、海外ではなく国内での買い付けを中心に担当している。