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la souvenir

Posted on 2020.12.04

あおいくま

あせるな
おこるな
いばるな
くさるな
まけるな

五つの言葉の頭の文字をとって「あおいくま」。
年の始め、ドライブがてらのラジオ番組で
芸能生活三十周年を迎えたコロッケさんが、
お母さまから教えてもらった言葉として楽しくお話ししていた。
「人生は、この五つの言葉たい!」お母さまはずうっとそう言っていたという。
胸にストンと落ちて独り笑い。あおいくま。
覚えやすく伝えやすくこれはいい話を聞いた。
しかも、あおいくま。なかなか当てはまる人物がいない。
わたしなんぞ、いくつになっても「あおい」ばっかり。そしてただのくま。
もしも「あおいくま」がぽつりぽつりと出現したならば
これは世界が平和に、社会が豊かに、チームが円滑になれるぞ!
年頭式で、真面目に「あおいくま」のことを話した・・・・。

2020年。大混乱。
いつもと違う状況を乗り越えていくために、
あせって焦りまくって時間は瞬く間に過ぎた。
既成の決まりごとや、ルーティーンの業務や、通例のイベントなど全部吹っ飛ぶ。
壊すのは、あるいは壊れるのはたやすく、作り出し、作り直すのは至難なものである。
こんな時に必要なのはきっと発想の転換。
こんな時に必要なのはたぶん俯瞰する目。
こんな時に必要なのはまさかのチャレンジ、そして体力。

頭に浮かんだ「多様性」。

幅広く性質の異なる群が存在すること。
性質に類似性のある群が形成される点が特徴で、
単純に「いろいろあること」とは異なるらしい。それって我々の特性ではないか!
決まった時間に、決まった場所で、
決まった人と仕事をしていた環境=マッチングがガラリと変わると
ちょっとした化学反応が生まれ始まる。
もしかしたらこちらの思い込みだけで
本質や素質に気づいていなかったかもしれない。
各個人は相手のニーズを把握するため、
または、自分の考えや感情を率直に話す必要が生まれてくる。
個人の関係だけではなく、店舗同士とか、
企業間にもそんな「多様性」が基軸となって新たな価値が生まれてくる予感がする。
エネルギーが活性化して熱が増して爆発しそうになったら「あおいくま」が出番。
煮詰まった場を解きほぐすユーモアも重要である。

エルビスと同じ街の出身。ピンク色のお店に毎日顔を出すペインさん。
パメラさんのチーズは繊細でピュア。彼女が創るもろもろ全てにセンスが光る。
バリ料理のシェフたちも沖縄にきて5年になった。
そして今日、新たに2名のスタッフが加わる。
近いうちに、インド(クリシュナ)とインドネシア(BNBM)の響宴もありだ。
今や当社の映像クリエイターとしてしっかり活躍しているフィリップ。
セールスチーフのロバンと、
貿易事務を担当するアーサーの家族はモデルとして登場する。

思考と心。
文化と人類。
街が持つユニークな香りと歴史を誇りに、新しい年へ夢を繋ぎたい。
プラザハウスは素敵なダイバシティ。