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hot people in Roger's : アルベルト城間さん

hot people in Roger's : アルベルト城間さん

 
 
 『ガンバッテヤンド』、『勝利のうた』、『片手に三線を』など、数多くの名曲を世に送り出しているバンド、DIAMANTES。
ラテンでもあり沖縄でもあるそのオリジナル音楽は、「DIAMANTESがコザで生まれ、育ててもらったからこそ、自然と融合できたと思う」と、ボーカルのアルベルト城間さんは話してくれた。
 代表曲のひとつ『オキナワ・ラティーナ』では、沖縄市のパークアベニューの人々が描かれた。「コザにエジプト人オーナーの地中海料理とピザのお店があって、彼は毎週DIAMANTESのライブで、ひとりでずっと踊っていて、盛り上げてくれていた。だから歌詞に〝アラビアン ピザになんでもチャンプルー♪〟と、でてくるでしょ」。
 さらにアルベルトさんは、こう続ける。「ラテン音楽は、世界の音が混ざっている。アラブ系の音楽は、スペインを経由して南米に渡り、ペルーにも入ってきた。だからエジプト人の彼も、DIAMANTESで自然と踊れる。つまりラテンっていうのは、チャンプルーミュージックなんです」。そして、「僕達の大先輩の照屋林助さんも、ワタブーショーで、チャチャチャ、マンボ、ルンバといった、ラテンを取り入れていたでしょ。楽しい音楽だから自然なことなんだと思う。林助さんこそ、沖縄・ラテン・チャンプルーの先駆者。いろんな文化を取り入れてきたコザの街らしいね」。
 
 〈OKINAWA LATINA〉 昨年、25周年を迎えたDIAMANTESだが、2015年からアルベルトさんが発案者となりスタートさせた新プロジェクトを、そう名付けた。その誕生秘話は、「デビューアルバムのジャケットデザインに、ロゴの横になにか言葉を入れたいと思っていたら、スペイン語のストレートな響き〝OKINAWA LATINA〟という言葉がポンと出て来た。これがアルバムタイトルとなった」というように、アルベルトさんの想いを表現する言葉といえるだろう。そして、「なんでこれ歌になってないんだろう、と後から曲を作った」のが、上述のパークアベニューにいる様々な人々を歌った曲につながった。
 最初のイベント開催のきっかけとなったのは、2015年のキューバンサルサのミュージシャン〝マイケル・ブランコ〟の来日公演。「キューバから本場のミュージシャンが日本に来るというのを聞いて、せっかくだから沖縄にも呼べないかと思った。政治的な事は置いて、音楽で何かできるはず、という想いがあった。するとイベント開催が決定してすぐに、オバマとカストロが手を交わして、アメリカとキューバの国交が戻った。僕らの想いは、やっぱり間違ってなかったと感じたね」。
 
 『LOVEオキナワ!LOVEラテン!』をテーマに本格的に〈OKINAWA LATINA〉としてスタートした音楽プロジェクトの第2回目は、世界のウチナーンチュ大会と重なった。沖縄からキューバへの移民を描いた音楽劇『1・2・3・チン!』を上演。会場はウチナーンチュだけではなく、様々な国から様々な出自をもつ人々で溢れかえった。音楽にみんながひとつになって踊った。「沖縄をこえて世界に広がるんだなって、確信したね。やるべきことはこれだと見えた」。
 そして10月9日に、沖縄市にて〈第5回OKINAWA LATINA 2017〉が開催される。出演者全員が髭を生やしたポスターは、国も性差もすべての壁を越えて繋がる様をユニークに表現した。沖縄から世界を見て、世界から沖縄を見る。〈OKINAWA LATINA〉のNO BORDERな展開がこれからも楽しみだ。
 
 
 
 
シャツ ¥11,019
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ジレ ¥29,000
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